3分でわかる!細胞科学研究所

Q:細胞科学研究所って何をしている会社?

当社は、ニプログループの「医療を通じて社会に貢献する」という理念のもとで、細胞培養液を研究・開発・製造する、宮城県仙台市の会社です。
高度な動物細胞培養技術を用いて独自の高性能無血清培養液の製品開発事業を行っています。これらの技術は外部研究機関からも高く評価されており、共同研究開発や公的な共同研究事業にも数多く参画しています。
基礎研究分野はもとより、近年、再生医療分野や医薬品生産においても無血清培養液の重要性が高くなっています。私たちはこのような分野に向けて細胞培養技術の支援や高性能な無血清培養液を供給することで、これからも社会に貢献していくことを目指しています。

株式会社細胞科学研究所

Q:ニプログループって?

「医療機器」「医薬品」「ファーマパッケージング」の3つの事業を柱としたニプロ株式会社を中心とし、日本国内はもとより、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどグローバルに展開するグループです。

ニプロのCMご紹介
ニプロネットワーク【グループ会社の概要】

Q:会社の規模は?

資 本 金 : 437.5百万円
従業員数: 30名

ニプログループの中では、比較的若い会社で、若手社員が中心となって働いています。
今後も培養液製造事業を発展させ再生・細胞医療の分野に貢献し、成長・発展していきたいと考えています。

Q:最近新しい工場ができたとききましたが・・・

2016年10月、山形県天童市に山形工場が竣工しました。
この新工場はGMP管理に基づいた製造システムを導入したことで、再生・細胞医療分野でのニーズに応えることができる、最高品質の培養液製造が可能となっています。

Q:そもそも培養液って何ですか?

培養液は細胞にとっていわば栄養ドリンクです。
細胞は通常身体の中でしか生きていけません。それは細胞が生きるのに必要な栄養素が絶えず身体から供給されているためです。細胞培養液中では体内と似た環境に整えることで、細胞が身体の外で、分裂・増殖・成長を繰り返すことができるようになります。

Q:培養液ってなぜ必要なのですか?

それではなぜ培養液が必要なのでしょうか。その理由の1つは、実際にヒトや動物を丸ごと使う のではなく、そこから採取した一部 の細胞を用いて「身体の外」で「身体の内」の研究をするためです。どうして髪や爪が伸びるのか、どうして傷や骨折が治るのか、どうして歳を取るのか、どうして病気になるのか…。
このような多くの生命現象は「培養液中で育てた細胞」を利用した研究から明らかにされてきました。そして細胞には様々な種類があり、細胞ごとに必要な栄養が異なるため、目的に合った培養液が必要となります。
最近では培養液で育てた細胞を直接医療の分野に利用する動きが盛んになっており、このような分野は再生医療と呼ばれています。

Q:再生医療って?

再生医療とは、自身の細胞を修復・再生する能力を強めることで、または組織・臓器を体外で作製後移植することで機能の回復を目指す医療技術です。私たちは医療分野でのノウハウを多く持つニプロ株式会社と提携することで、そのような再生医療分野に大きく進出してきました。
そして再生医療分野で使用する培養液は特別なものが必要であり、そのために私たちは無血清培養液と呼ばれる培養液を作っています。さらに今後は再生医療の分野で使用する培養液にも、医薬品と同等の品質管理が必要となることが考えられます。そのような高度な品質要求に対応するためにもGMPに準拠した山形工場を建設しました。

Q:血清って何ですか?

私たちの作っている無血清培養液とは血清を含まない培養液のことです。そして血清とは血液から分離できる液体のことで、タンパク質、糖質、脂質、ビタミンといった細胞が成長するのに必要な栄養が豊富に含まれています。そのため細胞を増やすための必須な成分として培養液に加える必要がありました。しかし、血清には未知の病原体が含まれる危険性や、成分が均一でないために培養中の細胞の状態が一定にならないという問題がありました。そこで安全性と品質の観点から、無血清培地の開発が行われるようになりました。 私たちはいち早くこの分野に進出して研究開発をすすめ、当社の培養液は全て無血清培養液となっています。

Q:無血清培養液と細胞科学研究所

現在動物由来原料や、成分がまだ十分にわかっていない物質を使うのは、なるべく避けるべきという考えが再生医療分野だけでなく、他の医療分野でも広まっています。私たちは従来の血清入りの培養液と比較し、性能に遜色がなく、安心して使用できる培養液を開発してきました。
代表的なものとして再生医療研究用無血清培養液のHFDM-1、iPS細胞用無血清培養液のCELRENA、リンパ球用無血清培養液のALySシリーズなどがあります。今後も高性能で安心して使用できる培養液の開発とその提供を通じて世界中の人々の健康と福祉に貢献していきます。

Q:培養液の製造をお願いしたいのですが

培養液の受託製造に関しては、下記よりお問い合わせください。

培養液の受託製造に関するお問い合わせ